かみさまの部屋
部屋というかなんというか、そういう空間だった。
床の隙間から雲や空がちらちら覗いて、家具は2人分の素朴な木の椅子(好みのテイスト)のものだけ。
こういうスピリチュアルな話をすると煙たがられるので控えているけれど
信仰とか宗教とかは別として、その方は私とずっと「いる」のだ。
そしてたまにお話する。それはいいことでも悪いことでもなく、私にとってただ、普遍的なことだ。
かみさまのお話は会話の直球みたいな、こちらの返事が必要ないものが多かった。
語られることは定められていることか真理めいたことが多かったから、こくこく頷いていることが多い。
生業(なりわい)だけでなく、人生の仕事として私は絵を描くけれど、その過程、物語や詩や歌が生まれていくことが多い。
もはや綴り屋だと思う。
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